よく噛んで食べると健康に良いと言われますが、何がそんなに良いのかご存知ですか?
よく噛んで食べる5つの健康効果として今回ご紹介するのは以下5つ。
1、分解、消化、吸収を助ける
2、肥満を防止する
3、頭やアゴや歯に良い
4、リラックスできる
5、全力が出せる
ひとつずつ詳しく見ていきましょう。
よく噛むと胃腸での消化の助けになります。
細かくドロドロになるまで噛むと、丸飲みするよりも消化に良いことは明らかですよね。
それだけでなく、噛むという活動自体が胃腸の働きを活発にさせます。
更に、よく噛めば唾液が多く分泌され、酵素の働きで炭水化物の分解が進み、やはり消化を助けに。
唾液には虫歯や歯肉炎を予防する効果もあり、抗菌効果や再石灰化の効果もあります。口の中のプラークや細菌が減ると口臭の予防にも。
早食いや丸飲みは消化にとても時間がかかり、腸内の悪玉菌を増やしてしまいます。
よく噛むことは胃腸の働きをサポートして腸を休ませてあげる事もでき、腸内環境を整えることにもなり、健康効果は絶大です。
よく噛む事で脳の満腹中枢が刺激され、少量でも満腹感を感じるようになります。これにより食べ過ぎを防ぎ、肥満防止に繋がります。
よく噛むことは肥満の他にも、糖尿病や高脂血症、メタボリックシンドロームの予防にも。
よく噛まないでいると糖尿病になるリスクが上がりますが、糖尿病になると歯周病の進行が進む事が分かっていますので、そうなると噛みたくても噛めなくなる、という負のループに陥ることに。
また、糖尿病になると他にも様々な病気を併発するリスクもありますので、よく噛んで食べることで様々な病気の予防を一遍にしてしまいましょう。
よく噛むことで脳への血流量が増え頭がスッキリします。
これが、子供の場合は、脳の発達を促し学力向上に繋がり、大人の場合は、物忘れを防いだり認知症予防に。
ガムを噛むと記憶力がアップするのも脳への刺激と血流量の増加によるもの。
更に、血流量の増加は頭痛や肩こりにも効果があり、頭と首、肩は繋がっているので連鎖的に影響が及びます。
アゴや歯については、よく噛むことが歯根への刺激になり歯の骨細胞を活性化させ、歯と歯茎の健康を維持をサポート。
そして、特に子供の場合ですが、よく噛むとアゴが発達して、歯並びが良くなります。歯並びの状態は滑舌にも影響し発音が良くなる効果も。
歯並びが良いと、噛み合わせが良くなり、更によく噛めるようになるという嬉しいループに入るでしょう。
大人にも嬉しい効果としては、よく噛むことで表情筋が鍛えられるというのがあります。これにより表情豊かになり、頬のたるみやほうれい線の予防に。
さらに、二重アゴの解消にも繋がり、顔のラインがスッキリして小顔効果にも期待がもてます。
他にも、歯の噛み合わせの良さは体の平衡バランスに関係します。バランスが悪いと将来的に、転びやすいような残念な骨格構造に。
よく噛んで食べるという「一定のリズムで繰り返される運動」の効果でストレスホルモンが減り情緒が安定。
スポーツ選手が試合中にガムを噛んでいるのは落ち着いて冷静にプレイできるようになるため。
これはガム自体の味や匂いにもリラックス効果があるとも言われていますので、よく噛んでガムを味わう事でそれらの相乗効果を得られます。
例えば、重たい物を一生懸命持ち上げるような、全力を出す時には、自然と歯を食いしばりますよね。奥歯を食いしばるとフルパワーが出せるということを本能的に知っているのしょう。
いざという時のために、普段からよく噛んでアゴを発達させておきましょう。
スポーツ選手などが試合中にマウスピースをするのは、食いしばりで歯を痛めないようにするため。マウスピースがないと奥歯がボロボロになってしまうそうです。
普段から柔らかい物ばかり食べている人は、いざ歯を食いしばった時にアゴが疲れて痛くなってしまい、フルパワーが出せないと言われています。
以上のことをまとめると、よく噛んで食べる事は、消化を助け、肥満を防止して、記憶力も高まり、リラックスして、全力を出せるようになる!という健康効果があることが分かります。
ダイエットのためにも、健康のためにも、よく噛んで食べることをおすすめします!
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