2021年3月17日
ダイエットに効果的!食べるマインドフルネス パート2
“食べるマインドフルネス”の具体的な効果とそのステップ”
前回のブログでは食べるマインドフルネスとは何かについてお話しました。
食べるものを変えることも大切ですが、食べ方を変えることも大切です。
自動操縦モードの「ながら」食べでは、心も体も満足しづらく、満腹感も感じづらいので、ついつい食べすぎてしまいます。
食べることを注意深く観察し、5感をフルに使う「食べるマインドフルネス」によって、心も体も満足する食べ方に変えていきましょう。
そのステップを紹介します。
1. 環境を整える
まずは環境を整えます。テレビを消して、スマホ、PCは開きません。
食事と向き合い、ながら食べをしない環境を用意します。

2. 食べる前にプチ瞑想で気持ちを整える
まずは、目を閉じて呼吸に意識を向け、気持ちを整えます。自分は今どのような呼吸をしているのか観察することで気持ちを一旦落ち着かせましょう。長い時間じゃなくても大丈夫。数分から数十秒でも意識する事が大事です。食べる前に一呼吸おきましょう。

3. 自分の体の状態を確認する
自分はなぜ食べたいのか、どれくらい食べたいのか、お腹はどのくらい空いているのか、本当にお腹が空いているのかを考えます。
空腹度を10段階でチェックしても良いでしょう。

4. 食べる前に食材、食べ物を観察する
自分で調理する方は、栄養や量、彩りなど考えながら食材を選び料理をし、既に出来上がっているものだったらその食べ物をじっくり観察します。視覚を使って、どのような食材が使われているのか、どのような色なのか等、観察します。それに伴う身体反応にも注意を向けます。例えば、お腹が鳴ったり、唾液が出てくるかもしれません。

5. 五感を使って味わう
次に五感フルに使って食事を楽しみます。早食いはせず、食べ物の「香り」「舌触り」「食感」「味わい」を楽しみ、食べ物を噛んだ時の「音」「味の広がり」「香りの変化」に気づき、食べ物を飲み込んだ時の「喉ごし」など、一つ一つ丁寧に五感を効かせて食べましょう。

たったこれだけのステップで、今までの自動操縦モード「ながら食べ」とは違い、様々な気づきが生まれるはずです。
例えば・・・
”食べ物への感謝の念が生まれた。”
”食べ物の味が美味しく感じられた、逆に今まで普通に食べていたものでも美味しいと思えなくなった。”
”香りの深さに気づいた。”
”少量でも気持ちが満たされて、満足できるようになった。”
”食べ物のチョイス自体が変わった。”
など、無意識を意識化することで、自分なりの気づきを深めて食事だけでなく、生活の質も高まるはずです。
最初から全てのステップを意識するのは難しいかもしれません。
まずは食事の前に
「いま自分は自動操縦モードになってないかな?」
と日々の食事の中で少しずつ取り入れて試すことから始めてみてはいかがでしょうか。
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肉体的にも精神的にも健康な人生を歩んでいきましょう。