2021年が始まり、新年の抱負はダイエットにしたけど、なかなか痩せられない・・・
仕事、生活でのストレスが多くてついつい食べてしまう・・・
食べ過ぎた後にいつも後悔してしまう・・・
ダイエットだけではなく、食に関する行動に悩む日本人はとても多いのが現状です。
もし、食べるものは変えずに、食べ方を変えることで、食の悩みが解消されるとしたら・・・
試してみたいと思いませんか?
マインドフルネスは、アメリカのgoogle社が社員研修に取り入れたことや、スティーブ・ジョブズが実践していることで日本でも話題となり、現在ではマインドフルネスの導入を支援した日本企業も150社を超えています。
なぜここまでビジネスリーダー達に受け入れられたのでしょうか。
その背景にはマインドフルネスの効果が科学的に裏づけされているという、明白な事実があります。
脳科学の発展により、マインドフルネスの実践を続けることで、集中力、自己認識力、ストレス・マネジメント、共感力などが高まることが明らかになっているのです。
でも、結局マインドフルネスって何?
マインドフルネスとは、「今、この瞬間」に注意を向けた心の在り方のこと。
過去や未来の事にとらわれないように常にマインドを現在という
瞬間=「今ここ」
に集中させる練習法です。今自分が行っていることに全意識を集中させます。
こんなにある!瞑想の驚くべき効果6選!まずは瞑想の習慣化を目指しましょう!
マインドフルネスは歩きながら、飲みながら、読みながら、パソコンで仕事をしながらでも練習する事ができます。
例えば食事中であれば見た目、味、食感、歯ごたえ、匂い、飲みこむ時の感覚、食べている動作などに注意深く意識を向けます。
これが食べるマインドフルネスです。
このように5感をフルに使って食事をして、またそれによって生じた感情や思考を深く観察する事によって、衝動的に食べたい!
という欲求が減ったり、
食べ物のチョイスが変わったり、
満腹感も得られて食事量も減り、
また一番の魅力は減量後のリバウンドをしづらいという研究結果もでています。
私たちは普段、意識して活動していないことがとても多いのが事実です!
昨日食べたものを全て今、思い出せますか?
考え込んでしまってるあなた。
食べ物を食べる時、食べることに注意を向けるより、テレビを見たり、スマホを見たりと、何かをしながら「ながら食べ」をしていませんか?
このように、意識せず無意識で活動することを「自動操縦モード」と呼びます。
自動操縦モードが悪いわけではありません。
全てをマインドフルに行動すると脳も疲れてしまいますし、私たちが効率よく活動するために「自動操縦モード」は必要なことです。
しかし、全て自動操縦モードになると、実際に自分が体験していないのと同じ事ではないでしょうか。そしてそのほとんどを覚えていないのではないでしょうか?
例えば、「ながら食べ」をすると食べ物の味や香りを覚えておらず、
「あれ、どんな味だったっけ?」
「昨日の夕飯って何を食べたっけ・・・」
と忘れやすくなります。
知らないうちに半分だけのつもりで開けたポテトチップスが、TVを見ながら食べていた完食していた!なんて事ありませんか?
自動操縦モードで食べ過ぎて、
罪悪感を感じ、
それがストレスになって、また食べる。。。
なんて負の連鎖、身に覚えあるのではないでしょうか。
無意識状態の「自動操縦モード」だと何かを経験してもそこから学びづらくなります。
また、意識しない癖がついてしまうと、時に大変なことになってしまいます。自分の感情や身体反応に気づかないと、体からのサインを受け取れません。
例えば、ストレスのサイン、病気のサインにも気づかないかもしれません。
自分の感情に気づけないと、感情に振り回されやすくなり疲れてしまいます。
怒りのまま行動したり、不安に駆られた行動をしてしまいます。
無意識を意識化することで、自己認識力や自己管理力が高まり、生活の質が高まります。
何かを変えたり、対処するためには、まずは気づくことが大切です。
次週は食べるマインドフルネスの具体的な効果とそのステップについて解説していきます。
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