桜が咲き始め、日中は春の日差しが温かく感じられる陽気が増えてきました。
しかし、「三寒四温」と言うように、まだまだ冷え込む日も多く、朝晩と日中の温度差も大きい体調管理が難しい季節です。
本日は、そんな「春」を健康に乗り切るためのポイントを紹介いたします。
1、「旬」のものを食事に取り入れること
2、適度な運動をすること
3、睡眠時間を確保すること
この3つです。
…当たり前のことですよね、という声が聞こえてきそうですが…
そうです、まさに。当たり前のことをしっかりやることが、何よりも効果的なポイントなのです。順に解説を致します。
【1、しっかりごはんを食べること】
特に旬の食材を積極的に取り入れましょう。
寒暖差の激しい季節です。冷えやむくみが起きやすく、それらは放っておくと食欲が落ちたり、水分不足で代謝よりが落ちやすいです。
すると体内の循環が悪くなるので、より体調不良を感じやすくなる悪いサイクルに。
それに陥らないように、
日々、事前準備をすることが大事です。
そこで冒頭の、”旬の食材”がおススメ。
例えば魚ならば身が肥えて脂がのって美味しく、野菜や果物ならばその実にたっぷりと栄養を蓄えた状態です。
当然ながら、栄養価は高くなります。特に春が旬のものたちは彩りの良いものが多いです。彩り=微量栄養素。ビタミンやミネラルを豊富に含み、体の調子を整えてくれます。
人間の体にとって必要な栄養素を、より効果的に、より美味しく届けてくれるのです!
例えば魚介類ならば、カンパチ、カツオ、ホタルイカ、アサリなど
果物ならば、マンゴー、ビワ、キウイ、イチゴなど
野菜もたくさん、スナップエンドウ、新玉ねぎ、芽キャベツ、筍、レタスやルッコラなど…
いまではハウス栽培や養殖などの技術が確立され、季節に関わりなく店頭に並ぶ食材が増えました。
しかし、本来の収穫時季にとれた”旬”のものを食べることは、体調を整え、健康に生きるためとても大切なことです。
【2、適度に運動をすること】
適度な運動=生命維持の源である「循環機能」を高めてくれます。
つまり、血行の良い状態を保ちましょう!という意味です。
血行が悪いと、手や足の末端までそれが行き渡らず、
“冷え”や”むくみ”の原因になります。
本来なら、食事から摂った栄養、呼吸によって吸い込んだ酸素、これらは血液に乗って全身に巡ります。
血行が悪い状態では、それらは全身に行き渡ることが出来なくなり…
結果、体温の調整や塩分濃度の調整が下手になるので、
体調不良にも繋がりやすいです。
【3、しっかり睡眠をとること】
どんな食事にしたら良いですか?どれくらい運動したら良いですか?
こんなふうにみなさま”何をしたら良いか”を気にされますが、まずは不健康な習慣をやめてください。
よくあるのが夜型生活。夜更かし寝不足。まず不健康な習慣をやめる!!
これはダイエットしたい方も、筋肉つけたい方も腰痛とか肩こりに悩む方にも共通ですからね。
いかがでしたか?
食事、運動、睡眠。いわゆる健康の3本柱です。冒頭にも述べましたが、当たり前のことです。特に難しいことや特別なコツは1つも必要ありません。
ぜひ日頃のあなた自身の生活を振り返り、欠けている部分がありましたら補ってみてください!
1/29 “循環”について、セミナーを開催させて頂きました。
今回のテーマは、「循環」
あらゆる代謝の根幹であり、生命活動の土台を成すものです。
食のコントロールやファスティング、
入浴や睡眠などの習慣管理、
呼吸、トレーニング…
体を変える手段は様々ありますが、
それらは全て、土台となる循環機能が整っている事で初めて効果を最大限に得ることが出来ます。
宇宙レベルから、
地球に存在する大気や水レベル
自分自身を形成してる細胞レベルまで、
全ては循環している。
そんな入り口から、
・体の内部の循環
・滞ると起きる不調
・具体的な改善のスキーム
などについて、お伝えしました!
当たり前のことを、
いかに当たり前に循環させるか。
ご参加の皆様、ありがとうございました!
どんどん、”循環”させてください。
皆様の変化を楽しみにしています!
セミナー、講演のご依頼やご相談も承ります。
【最適な目標水準】
とある、
「人間のやる気がもっとも高まるときはどのような状態か」
を測定した心理学の研究のお話。
現在の数値の110%を目標とすると、もっともやる気が高まり、成績も向上するというデータがあります。
例えばいつもテストで50点の子に、
「次は100点を取るように!!」と叱るより
「次は55点を目指そう!!」と声をかけるべき
という感じ。
「50点を55点にする(1.1倍=110%)」という状態です。
これを「最適な目標水準」といいます。
・
110%の目標を越えて、120%、130%の設定にすると…
ガクっとやる気が低下し、結果に結びつきません。
さらに、目標がない状態は、上記の130%などの高過ぎる目標を立てた時よりも低い数値が出ました。
つまり、
「できそうだ」「やれそうだ」という丁度良い設定がポイント。
高すぎるハードルはやる気を下げる原因になりますし、
目標設定をしないことは一番だめです。
ダイエットに当てはめるならば…
「3カ月で60kgの体重を50kgにする!」よりも
「毎週0.8kgずつ減量しよう!」
といったところでしょうか。
・
「最近やる気がでないな」と感じるあなた、
設定した目標が高過ぎることが原因かも。
もしくは目標がない状態かもしれません。
一流のアスリートやビジネスマンはもちろん、
私のクライアント様でも体作りにうまくいく方は
この目標設定の理解がしっかりと出来ています。
自分にとって最適な目標をたてること。
この1歩目が、すべてを決めてしまうといっても過言ではないです。
【寒暖差に注意!】
寒暖差=気温の差。
明日(3/4日曜)の天気予報では、
最高気温19℃:最低気温5℃で、
14℃前後の差が出ています…。(東京23区予想)
朝晩と昼間の気温差が大きく、
調整が難しいですよね。
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人間が生きていくためには、体内の環境を外の環境変化に対して一定に、適切に保つ必要があります。
外気温が人間に与える影響は大きいです。
これに対して、自律神経が、気温に対して適切に反応をします。
外気温が高いと→
:体内から熱を逃がすために、発汗を促します。副交感神経が優位になります。
外気温が低いと→
:体内の熱を外に逃がさないように、血流量が低下します。交感神経が優位になります。
こんな風に、ON⇔OFFにスイッチ入れたり切ったりと忙しくなるわけです。
これによってエネルギー消費が大きく、余計に疲労が蓄積した状態になりやすいです。
(寒暖差疲労といいます)
適切に上記が対応出来ているときは、問題はあまり起きません。
それが対応出来ない状態(寒暖差疲労状態)になると、
①強い冷えを感じる
②異常な肩こり、首こり、頭痛
③めまい
④食欲不振
⑤布団から起き上がれない
⑥気分が落ち込む…
など様々な症状が出ます。
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分かりやすい危険度チェックシートを見つけたのでご紹介を。
~以下、世田谷内科・神経内科クリニックさんのHPより抜粋~
・暑さ、寒さが苦手
・エアコン(冷房、暖房)が苦手
・周りの人が暑いのに、自分だけ寒い。長袖が常に手放せない。
・顔がほてりやすい、全身がほてりやすい
・温度差が大きいと、頭痛や肩こり、めまい、だるさ、関節痛、喘息、下痢などの様々な症状がでる。
・熱中症になったことがある、または近い状態になったことがある
・季節の変わり目によく体調不良になる
・冷え症がある
・温度が一定の環境にいる時間が長い(オフィス、自宅でも一日中エアコンをつけている)
・体がむくみやすい。
計10項目。
あてはまるものが
1~3個で軽症
4~6個で中症
7個以上で重症
~抜粋、以上です~
いかがでしたか?
(平松は2つでした)
日ごろの生活習慣を見直すこと、
運動の習慣をつけることなど
寒暖差による体調不良は「習慣」の見直しで防ぐことができます。
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対策のポイントは大きく分けて3つ
1、外部環境を整えて冷えを予防する
→入浴、服やストールなど身に纏うものでの調節、三首(首、手首、足首)を暖かく保つなど
2、運動により内部から冷えを予防する
→階段を積極的に使う、くらいのレベルでも良いです
3、食事により内部から冷えを予防する
→ポイントが多岐に渡るので割愛しますが、
一般的に”体をあたためる”と言われる食材を積極的に摂ると良いです
自律神経さんが一生懸命仕事をしようとするので、
先回りしてその仕事を手伝ってあげちゃいます!
ちょっとした工夫だけでも十分効果的ですので、出来そうなことからトライしてみてください。
・
この生ぬるい雨が終わるとまた寒くなりそう…。
皆様の体調管理の参考になれば幸いです!
世田谷区経堂のパーソナルジム ”スタイルズ” 代表トレーナーの平松です。いつもページをご覧いただきありがとうございます。
本日は、私たちが大事にしている想い、指導の際の方針についてお話をします。
~・~・~・~・~
私たちが特にパーソナルトレーニングで大事にしていることは、
“お客様が一人で続けることが出来るか”です。
通っていただいている間頑張ってもらうことは当たり前。(頑張ってもらえるような楽しい環境やメニューを提案できるか、もトレーナーの腕次第ですが!!)
それよりも、早く独り立ちして、トレーナーいらずの状態になってもらうことが大事だと考えています。
・
自分の身体は、自分で管理できるようにする。できるならば、その経験値でご家族や親しい人の健康にも影響を与えられるように。
なぜその状態になってしまったか。どうやったら改善できるのか。
知識も理論も、方法論も、全て出し惜しみなくお伝えします。
・
そして、お客様がおうちに帰って、家族の皆様の健康管理が出来るような、
“お客様のトレーナー化”!それが実現できたら一番うれしいです!
・
もちろん、望まれた結果を提供差し上げることが大前提。
しかし、私たちはその先にあるお客様とその周りの方々の健康=幸せまで
実現できたら良いなと、そんな風に考えています。
世田谷区経堂のパーソナルジム ”スタイルズ” 代表トレーナーの平松です。いつもページをご覧いただきありがとうございます。
1/12(金)に、福島県郡山市の幼稚園にて、ロディヨガの出張レッスンに行ってきました。本日はその様子をまとめてお伝えしたいと思います。
今回のお仕事は、ロディヨガの創始者であり資格発行元のベビーヨガアソシエイトさまからの依頼でした。→ロディヨガとは
・
幼稚園の園長先生のお話では、3・11の震災後、目に見えて子供たちの運動能力は低下し、感情表現がうまくできない子や塞ぎこみがちな子が増えたとのこと。
避難所での不自由な暮らしが続き、外での遊びは放射能の影響を恐れて禁止され、本来あるはずの”遊び”による発達の時間が奪われてしまったのです。
カラフルなロディは子供たちに大人気で、みんな笑顔で楽しそうに運動してくれます。知育にも体育にも効果的で、かつ楽しく明るい雰囲気で行えるこのロディヨガは、そんな子供たちに遊びの楽しさを伝える最高のレッスンです!
圧巻の70台のロディたち。
みんなで手をつないで呼吸法と「グーチョキパーの歌」で頭の体操も!
手をきらきらー 旗のポーズ!壇上にいるのが平松です
戦士のポーズ、ウォーリアー。 右手とか左足とかがちょっとまだ難しいかな~
ビシッと揃った木のポーズ!かっこいい~
ロディを飛び越えてカエルピョンピョンで戻ってくる!チーム対抗戦で盛り上がる!
魚のポーズで胸を開いてリラックス…気持ちいい~
・~・~・~
半年ほど前から定期的に実施していて、各クラスごと20人ずつ程度のレッスンでした。数回の実施の後、今年度最後のレッスンとして一学年全員まとめて70人の大規模レッスン!
半年間で見違えるように上手になり、シッカリしていく子供たち。感動ものでした~。
・
私がレッスンに参加させていただくようになったのは今年度からなのですが、それ以前から定期的に依頼を下さっていたとのこと。続けて依頼を下さるのは、やはり変化を実感頂けているからなのでしょう。
このレッスンを通じて、毎回子供の成長力の高さを実感します。
だからこそ、この時期に”正しい”動き方や姿勢を身に着けて欲しいなと強く思います。体の発達が、脳や心の発達に繋がっていきますから。
この素敵なレッスンを、もっと広めたいなー。頑張らなきゃなーと。
以上、出張ロディヨガのレポートでした!
スタイルズでのロディヨガはこちらでスケジュールをご覧ください☆
幼稚園、保育園や子育てサロンなどへの出張レッスンも承ります★
先日、友人と話をしていて感じたこと。
私たちのようなトレーナーやセラピストなどにとっては当たり前のことでも、
そうでない方にとっては全く未知な情報なんですよね。
「筋肉が脂肪に変わっちゃって」
「ホットヨガで痩せようと思って」
などなど。
筋肉は脂肪に変わる。ヨガをやると痩せる。
こんな感じが、たぶん、世間一般の認識。(いかがですか?)
筋肉は脂肪に変わりませんし、脂肪は筋肉に変わりません。
ヨガだけでは痩せません。ヨガによってストレスが軽減され、ドカ食いの回数が減り、その結果体型が変わる…ここまでを考えての「ヨガは痩せる」ならばアリですが。
・
トレーナーさんたちって専門的なことを難しい単語だらけで発信しがちですが、
そんなもの一般の方は全然必要としていない。
あとそもそも別にそれを読みたいとも思わない。笑
もっと簡単なことを、もっと簡単に。
情報を発信するならばそんな風に発信しようと。改めて感じさせてもらえました。
え!?筋肉は脂肪に変わるんじゃないの!?と思った方は、ぜひこちらから体験レッスンへどうぞ。
丁寧にわかりやすく、仕組みをお伝え致します(^_-)-☆
世田谷 経堂のパーソナルトレーニングジム、スタイルズ
代表トレーナーの平松です。
いつもページをご覧頂きありがとうございます。
本日は、体づくりや美容の基本となる「食」の話題から。
・
突然ですが、今の季節、どんな食べ物が「旬でおいしい食材」かご存知ですか?
“旬”と呼ばれる食べ物たち。例えば魚ならば身が肥えて脂がのって美味しく、野菜や果物ならばその実にたっぷりと栄養を蓄えた状態です。
当然ながら、栄養価は高くなります。さらに、夏が旬の食材ならば体を適温に冷やし、冬なら逆に体を温め免疫力を高めてくれます。
“旬”の食材は人間の体にとって必要な栄養素を、より効果的に、より美味しく届けてくれるのです!
・
いまではハウス栽培や養殖などの技術が確立され、季節に関わりなく店頭に並ぶ食材が増えました。
しかし、本来の収穫時季にとれた”旬”のものを食べることは、体調を整え、健康に生きるためとても大切なことです。
・
野菜ならば、ほうれん草、小松菜、大根など
果物だと、みかんやキウイ
魚介類は、カキ、ブリ、ヒラメ、サケなどなど
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食べるものには、「気を遣う」ではなく「こだわる」
栄養価が高く体にいいものを美味しく頂いて、しっかりエネルギーチャージしましょう!
スタイルズ 代表トレーナーの平松です。いつもページをご覧いただきありがとうございます。
本日は春の七種について。 皆様は七草粥、召し上がりましたか?
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春の七種は、早春にいち早く芽吹くことから、邪気を払うといわれてきました。
無病息災を祈り、また万病を除くおまじないとして七草粥を食べる。古くから伝わる風習です。
(ちなみに秋の七草はそのまま”七草”、春の七草は”七種”と書くらしいです)
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実はこの七草粥、とても理に叶った習慣です。
おせち料理など年末年始で疲れた胃腸を消化に良い粥で休め、不足しがちな栄養素を補うという効能が期待できます。
七草は日本のハーブと表現して良いと思います。それを胃腸に負担がかからないお粥で食べるという、正月疲れが出始めた胃腸の回復にはちょうどよい食べものです。
昔から、本能的に体が欲するものだったのでしょうか。
古い慣習でも、しっかりと理にかなったものは非常に多いです。
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年末年始で長期休暇を取った方は多いと思います。
が、皆様のおなかの中の消化器官さんたちは、年中無休どころか年末年始の酷使でそろそろしんどいはず…
七草粥に限らず、そろそろ一息、胃腸にやさしい食事でお休みをさせてあげたほうが良いかもしれませんね。